]> @LXC_GENERATE_DATE@ lxc-execute 1 lxc-execute コンテナ内でのアプリケーションの実行 lxc-execute -n name -d -f config_file -s KEY=VAL -u, --uid uid -g, --gid gid -- command <!-- Description -->説明 lxc-execute は指定した command を、name で指定したコンテナ内で実行します。 このコマンドは、lxc-create コマンドであらかじめ定義した設定、もしくはパラメータとして与えた設定ファイルを元にコンテナをセットアップします。 もし設定が定義されていない場合、デフォルトの隔離を使用します。 このコマンドは主に、素早く単一のアプリケーションを隔離された環境で動作させたい時に使います。 lxc-execute は、lxc-init を間にはさんで、コンテナ内で特定のコマンドを実行します。 lxc-init は、指定されたコマンドが実行された後は、そのコマンドの終了と、そのコマンドから生成された全てのプロセスの終了を待ちます (これにより、コンテナ内でデーモンのサポートが可能になります)。 言いかえると、コンテナ内では lxc-init が pid 1 となり、アプリケーションの最初のプロセスの pid が 2 となります。 前述の lxc-init は、受け取ったシグナルを開始したコマンドに送るように設計されています。 <!-- Options -->オプション コンテナに設定したい仮想化および隔離機能の設定を行う設定ファイルを指定します。 もしコンテナ作成前に (lxc-create によって) あらかじめ設定ファイルが指定されている場合であっても、指定した設定ファイルが使われます。 設定変数 KEY の値を VAL に設定します。この設定は config_file で設定された値を上書きします。 コンテナをデーモンとして実行します。コンテナには TTY がありませんので、エラーが発生した場合は何も表示されません。エラーのチェックにはログファイルを使用すると良いでしょう。 コンテナ内で、ユーザ ID uidcommand を実行します。 コンテナ内で、グループ ID gidcommand を実行します。 オプション指定の最後の印で、それ以上のオプションの処理を止めます。 -- の後の引数は実行する command の引数として扱われます。 このオプションは、command にオプションを指定したいときに、lxc-execute がそのオプションを読み取ってほしくないときに役に立ちます。 &commonoptions; <!-- Diagnostic -->診断 The container is busy 指定したコンテナが既にアプリケーションを実行中の場合。コンテナを再使用したり、新しく作成する前にコンテナを止める必要があります。 &seealso; <!-- Author -->作者 Daniel Lezcano daniel.lezcano@free.fr